「好き」や「嫌い」を判断する際に活動する脳の部位は重なっている

 昔から,情動脳やら情動回路として知られるヤコブレフ回路などが,脳の情動系としては知られており,「好き」や「嫌い」といった原始的な感情というのは,これら情動系によって発現される.

 「好き」や「嫌い」を判断する際に活動する脳の部位は重なっている - Slashdot

Slashdotの記事しか読んでないんだけど,"扁桃体-視床背内側核-前頭前野-扁桃体"というヤコブレフ回路として知られる部位,大脳辺縁系(特に扁桃体)といういわゆる情動脳と呼ばれる部位の活動,これらによって「好き・嫌い」などの情動的な情報処理は為される.もちろん,過去の記憶も大きく関係するから,パペッツ回路と呼ばれる"海馬-乳頭体-視床前核-帯状回(後部)-海馬傍回-海馬"という記憶回路も関係してくる.そういう意味では,部位が同じであるってのは……当たり前な感じがあるわけで……この場合の部位ってどういう意味での部位なんだろうか.もっと,具体的なサーキットが見つかった,そしてそれが同じ部位であった・・ってことかな.まあ,細かいことはよく分からないけど.だいたい,軽くReutersの記事読んだ感じ,Brain Scanってなんだよっていう.あ,論文のほう読んだらfMRIって書いてあった.ということは,fMRIだとそんなに空間分解能高く無いから,やっぱり大体の部位推定しか出来ない気がするんだけど.細かい解析手法とかは読んでないからなんとも云えないけど.
 んー,流し読みした感じでは,なにが目新しいことなのかよく分からないなあ.